PHPでSSL通信時、IEでファイルのダウンロードに失敗する

シルバーウィークですねっ。
昨日は久しぶりにアウトドアなことをしたました。
楽しかったのですが、ぐったりと疲れました。


IEでSSL通信時にファイルをダウンロードしようとしたら、なぜかうまくいかない・・・ということはないでしょうか?
かなり限られた状況だとは思うのですが、私は実際にありました。
とあるシステムの案件でエクセルファイルを生成してダウンロードさせる部分があったのですが、完成してもIEでうまくダウンロードできず。。。

あれこれ試しながら最終的に、

session_cache_limiter('public');
を、セッションがスタートする前に指定してあげることで回避が出来ました。
もし同じようにダウンロードができないということに陥った場合は、お試しください。



追記:
上記のものとは異なり、以下の場合もIEでうまくダウンロードできないことがあるみたいです。
<?php
~ダウンロード処理~
?>
← ファイルの最後尾に不要な改行コードのみの行が存在

PostgreSQLでnullをソートする

明日からシルバーウィークですねっ。
バーベキュー行ったり、仕事したりしながら、基本的にダラダラ過ごしていると思われます。


それはさておき、SQLでデータを抽出する際、ORDER BY句でソートするカラムにNULLが入っていることもあります。
例えば、

SELECT price, name FROM fruit ORDER BY price;
とした時に、
price name
100 みかん
200 りんご
400 ぶどう
いちご
と返ってくるテーブルがあるとします。
この時、いちごは値段をつけていないけど、一番先頭に表示するには、以下のSQL文で抽出できます。
SELECT price, name FROM fruit ORDER BY (price IS NULL) DESC, price;
price name
いちご
100 みかん
200 りんご
400 ぶどう
trueはfalseより大きいとなるので、price IS NULLをDESCとすることでいちごが先頭に来たのち、priceの昇順で抽出されます。

MD5よりもSHA-1

ハッシュ化(暗号化)するのによく用いるMD5。
基本的には複合化(元に戻す)ことは不可能だといわれていますが、どうもアルゴリズムに脆弱性があるようで、不可能ではないようです。
詳細はWikipediaのMD5のページにある安全性の項目で。

実際のところ、気にするほどではないのかと思っていたのですが、今年の頭くらいにベリサインがMD5を用いていた部分をSHA-1に切り替えているので、ちょっと気にした方がいいのかなと。

私も今後はMD5ではなく、SHA-1を用いるようにしようと思う、今日この頃です。

IE6でマージンが2倍になるバグの対策は

皆様コーディングしていますか?
日々ブラウザのバグ達と戦っていますか?
特にIE6とかIE6とかIE6とか・・・
IE6で「キーッ」となるバグの一つである、floatしたボックスのmarginが倍になるバグ。
大体はpaddingで代用が出来るのですが、どうしてもmarginが使いたい時があったりします。
ボックスに背景が指定してあったり、よくわからない隙間が出来てしまった為にネガティブマージンを使いたい時とか。
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CakePHPで論理削除するSoft Deletable Behavior2

最近朝方は冷え込んできました。
私も朝はミノムシのように毛布にくるまっております。


さて、昨日の記事で紹介したSoft Deletable Behaviorですが、[CakePHP] SoftDeletable Behavior で論理削除 – Sun Limited Mt.を参考にそのままやると、特にPostgreSQLの場合にいくつか問題があります。

TINYINTという型がPostgreSQLは対応していないです。
削除フラグなのでINT型にするというのも変なので、BOOL型に変更しようかと思います。
soft_deletable.phpを開き、

$attributes['field'] => 1
 ↓
$attributes['field'] => true
$purged = $Model->deleteAll(array($this->__settings[$Model->alias]['field'] => '1'), $cascade);
 ↓
$purged = $Model->deleteAll(array($this->__settings[$Model->alias]['field'] => true), $cascade);
$this->__settings[$Model->alias]['field'] => '0'
 ↓
$this->__settings[$Model->alias]['field'] => false
$queryData['conditions'] = $Db->name($Model->alias) . '.' . $Db->name($this->__settings[$Model->alias]['field']) . '!= 1 AND ' . $queryData['conditions'];
 ↓
$queryData['conditions'] = $Db->name($Model->alias) . '.' . $Db->name($this->__settings[$Model->alias]['field']) . '= false AND ' . $queryData['conditions'];
$queryData['conditions'][$Model->alias . '.' . $this->__settings[$Model->alias]['field']] = '!= 1';
 ↓
$queryData['conditions'][$Model->alias . '.' . $this->__settings[$Model->alias]['field']] = false;

と変更。
これでBOOL型で動作すると思います。

とはいえ、ではMySQLだったらそのままでいいってわけでもなく・・・
CakePHPはTINYINT型をBOOLEARN型として扱うようで、これはこれで常にデータが全削除扱いになってしまうので、結局TINYINT型は使えないようです。
CakePHPトtinyintトboolean – [k]zi.bz


それ以外にもSoft Deletable Behaviorの挙動にちょっとした難点があり、[CakePHP] SoftDeletable Behavior で論理削除 – Sun Limited Mt.によると

「SoftDeletable Behavior を使用すると Model::del は必ず false が返ります。
これは Behavior が beforeDelete で削除フラグを立てて、モデルの del メソッドを実行させないために false を返すためです。
この点だけ注意が必要です。」

とのことなので、削除に成功したか失敗したかは別過程で取得しないといけないというネックがあります。